Message/日本四大バーボンバーの競演

今回の目玉ブースの一つである『日本四大バーボンバーの競演』。

イベントをすぐそこに控え、4つのBARの紹介を少しさせてください。


◎十年



ウイスキーといえばブレンデッドスコッチだった1969年当時、アメリカのバーボンウイスキーを専門にするバーを開いたのが“日本におけるバーボンウイスキーのパイオニア”と呼ばれる工藤氏だ。大阪は北新地に店を構える『十年(トオネン)』の店内には、アメリカ大統領や総領事館から授与された感謝状が並ぶ。グラスに注がれたウイスキーをちびりちびりとやりながら、工藤氏の柔和な語り口で聴く”バーボン昔話”に耳を傾けてはいかがだろうか。



◎呂仁

大阪 京阪守口駅からほど近く。「ROGIN'S TAVERN(ロジンズ タヴァーン)」のはじまりは、もともとお父さまが営んでいた靴屋の2F。その入り口が旧京街道に面するという歴史的な建物は、至福のひとときを送るにふさわしい重厚感漂う趣きだ。バーボンの聖地を第2の故郷のように語るオーナーの巽氏は実にダンディ。低音ヴォイスに聞き惚れているうちにあっという間に夜が更ける。いつまでも、あると思うな時間と電車、たっぷりと時間を用意して呂仁を訪ねよう。


◎GEMOR

東海道新幹線 豊橋駅西口から5分ほど。バーボンバー「GEMOR(ゲモー)」は、ひと目を忍んでひっそりと佇む隠れ家的名店だ。「バーボンは人生そのもの」と頑なにバーボン愛を貫くGEMORマスター石田氏は、風貌は一見コワモテだが、その実ツンデレ。バーボン話に水を向ければ、サングラスの奥にのぞくつぶらな瞳をチラリのぞかせてくれるに違いない。石田氏と一枚板のロングカウンターを挟んでバーボンを傾けながら、その“ギャップ萌え”を楽しみたい。


◎ANKI

名古屋でバーボンといえば、繁華街 栄の片隅で1980年から店を構える「Bourbon Bar ANKI(バーボンバー アンキ)」。ANKIにかかれば“西部劇に登場する荒々しい酒”が一変、あたたかに飲む人を癒す“生命の酒”に。女性ひとりでも違和感なく溶け込めるバーボン空間で、街の喧騒を忘れてバーボンとの一期一会を。




0コメント

  • 1000 / 1000